空冷式冷却

エンジンの空冷式冷却とは、走行風と冷却ファンの風を利用しエンジンを冷却する方式である。空冷式のエンジンといえば、伝統的に空冷エンジンを使用していたポルシェがやはり有名。ポルシェも993型を最後に、残念ながら空冷エンジンが姿を消した。 空冷式のエンジンには放熱用のフィン（羽根）がシリンダーに付いており、シリンダーのフィンに沿って空気の流れを起こし冷却を行う。また、空冷式のエンジンでは走行風によってエンジンオイルの冷却を行う、エンジンオイルクーラを併用するのが一般的である。 現在のほとんどの自動車は水冷式のエンジン冷却を採用しており、空冷式のエンジン冷却方法は一般的ではない。